通信ログファイル出力機能について(改)
98 | 2000 | XP | Vista | 7 | 8/8.1 | 10/11 |
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○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Version 1.10以降
Ver1.10より通信ログ出力機能に新たに「IP監視モニター」のログ出力が追加されました。
これに伴い、3つのリアルタイムモニターにそれぞれログファイル出力を出来るように仕様変更しました。
・トラフィックログ (送受信量、送受信速度)
・IP監視ログ (TCP/UDP/ICMPパケットの情報)
・セッションログ (TCPのセッション状態と通信時間)
・IP監視ログ (TCP/UDP/ICMPパケットの情報)
・セッションログ (TCPのセッション状態と通信時間)
基本的には以前と同様で、記録可能な項目はすべて"ログ定数"で置き換えられます。
ログフォーマットに使用可能なエイリアス(別名定義)
ログフォーマットに使用可能なエイリアス一覧
内容 | エイリアス | 出力結果 |
---|---|---|
年(西暦4桁) | $YYYY$ | 2008 |
年(西暦下2桁) | $YY$ | 08 |
月 | $MM$ | 01~12 |
日 | $DD$ | 01~31 |
時 | $HH$ | 00~23 |
分 | $MI$ | 00~59 |
秒 | $SS$ | 00~59 |
ログ取得日付 | $DATE$ | 2008/04/05 |
ログ取得時間 | $TIME$ | 00:00:00 |
キャプチャ時間 | $CAPTURE_TIME$ | 0時間 00分 00秒 |
総送信量 | $TOTAL_SEND$ | 0.00 MB |
総受信量 | $TOTAL_RECV$ | 0.00 MB |
総送信量累計 | $TOTAL_SEND_ALL$ | 0.00 MB |
総受信量累計 | $TOTAL_RECV_ALL$ | 0.00 MB |
平均送信速度 | $TOTAL_SEND_AVE$ | 0.00 KB/s |
平均受信速度 | $TOTAL_RECV_AVE$ | 0.00 KB/s |
瞬間送信速度 | $GRAPH_SEND_AVE$ | 0.0 KB/s |
瞬間受信速度 | $GRAPH_RECV_AVE$ | 0.0 KB/s |
最大送信速度 | $GRAPH_SEND_MAX$ | 0.0 KB/s |
最大受信速度 | $GRAPH_RECV_MAX$ | 0.0 KB/s |
IP監視状態 | $IP_PACKET$ | (IP監視モニターの表示と同様) |
セッション状態 | $SESSION$ | (セッションモニターの表示と同様) |
ログ記録周期の送信量 | $TOTAL_SEND_DIS$ | 9999999 (バイト) |
ログ記録周期の受信量 | $TOTAL_RECV_DIS$ | 9999999 (バイト) |
ログ定数は、どこでも自由につかえます。
例えば、セッションログに「瞬間受信速度($GRAPH_RECV_AVE$)」を記録することも出来ますし、
3つのログの保存ファイル名を同じにしてしまえば、一つのログファイルに全ログを記録することも出来ます。
ログ記録周期の送信量とは、前回ログを記録した時点から計測した送信量のことです。
例えば、ログファイル保存の記録周期が60秒の場合、60秒間の送信量ということになります。
$TOTAL_SEND_DIS$ と $TOTAL_RECV_DIS$ の値はログを記録した時点でリセットされます。
$YYYY$$MM$$DD$,$HH$$MI$$SS$,$TOTAL_SEND_DIS$,$TOTAL_RECV_DIS$
20080405,123050,3198019,25160016
↓ 出力結果 ↓
20080405,123050,3198019,25160016
Version 2.06以降
Ver2.06より通信ログ出力機能に新たに「総送信量累計」「総受信量累計」「最大送信速度」「最大受信速度」のログ出力が追加されました。
送受信速度はそれぞれは次のように対応しています。
1.「平均送信速度」「平均受信速度」
2.「最大送信速度」「最大受信速度」
3.「瞬間送信速度」「瞬間受信速度」
また、ログに出力される速度単位はオプションで選択したもの(KB/s|Mbps|MB/s|Mbps)になります。
オプション設定に上記の項目がありますので、そこで設定してください。
「総送信量」「総受信量」「総送信量累計」「総受信量累計」の単位は(KB/MB/GB/TB)と自動で補正されます。
ログファイル名に使用可能なエイリアス(別名定義)
Version 1.80以降
ログファイル名にエイリアスを指定することが可能になりました。
この機能を使うと日付別にログファイルを作成することもできます。
ログファイル名にエイリアスを指定することが可能になりました。
この機能を使うと日付別にログファイルを作成することもできます。
ログファイル名に使用可能なエイリアス一覧
内容 | エイリアス | 展開結果 |
---|---|---|
年(西暦4桁) | $YYYY$ | 2008 |
年(西暦下2桁) | $YY$ | 08 |
月 | $MM$ | 01~12 |
日 | $DD$ | 01~31 |
時 | $HH$ | 00~23 |
分 | $MI$ | 00~59 |
秒 | $SS$ | 00~59 |
例えば、2003/09/15にログファイル名を次のように指定した場合
tcpmon_traffic$YYYY$$MM$$DD$.log
実際には、tcpmon_traffic20080405.log と展開されます。
エイリアスの組み合わせによって年月日毎に別ファイルにログ保存可能です。
tcpmon_traffic$MM$$DD$.log → tcpmon_traffic0405.log
tcpmon_traffic$YYYY$年$MM$月.log → tcpmon_traffic2008年04月.log
tcpmon_traffic$YYYY$$MM$$DD$.log
実際には、tcpmon_traffic20080405.log と展開されます。
エイリアスの組み合わせによって年月日毎に別ファイルにログ保存可能です。
tcpmon_traffic$MM$$DD$.log → tcpmon_traffic0405.log
tcpmon_traffic$YYYY$年$MM$月.log → tcpmon_traffic2008年04月.log
ログファイルの保存位置の変更方法
Version 2.09以降
Ver2.09よりログファイルの出力位置を変更できるようになっていますが、
設定用のGUIは用意されていませんので tcpmon.ini を直接編集する必要があります。
設定方法
tcpmon.ini の [Settings] セクションにある LogRootFolder= というキーに保存先フォルダ名を絶対パスで記入します。
設定例
保存先が変更されるログファイルは次のとおりです。
・トラフィックログ
・IP監視ログ
・セッションログ
・セッション自動切断ログ
Ver2.09よりログファイルの出力位置を変更できるようになっていますが、
設定用のGUIは用意されていませんので tcpmon.ini を直接編集する必要があります。
設定方法
tcpmon.ini の [Settings] セクションにある LogRootFolder= というキーに保存先フォルダ名を絶対パスで記入します。
設定例
[Settings]
LogRootFolder=e:\Logs\
LogRootFolder=e:\Logs\
保存先が変更されるログファイルは次のとおりです。
・トラフィックログ
・IP監視ログ
・セッションログ
・セッション自動切断ログ
トラフィックログ
IP監視ログ
流れているパケット情報をすべて記録出来るわけではありません。
記録出来るのは、IP監視モニターで表示されている最新のデータで最大256件迄です。
ログの重複を防ぐ為、ログを記録した時点でIP監視モニターの表示はすべてリセットされます。
記録出来るのは、IP監視モニターで表示されている最新のデータで最大256件迄です。
ログの重複を防ぐ為、ログを記録した時点でIP監視モニターの表示はすべてリセットされます。
セッションログ
セッション状態をそのまま記録します。
ログ記録時点において何処とどれだけ繋がっていたかなど、ある程度の通信状態の把握ができます。
ログ記録時点において何処とどれだけ繋がっていたかなど、ある程度の通信状態の把握ができます。